プリリジーの服用方法

2020年03月31日
薬を持っている様子

ブリリジーは、2009年にベルギーのヤンセン製薬が開発した世界で最初の内服早漏治療薬です。
抗うつ剤の一種に分類されていて、日本国内では現在、約100万人以上が服用しています。
さらに、シンガポール、韓国など世界でも60か国以上で認可されていて、薬の有効性、安全性はきちんと立証されています。

そもそも早漏症とは、精神的な要因で自らの意思で射精をコントロールできない性機能不全のことです。
早漏になると性行為の際にパートナーの欲求を満たせず、ストレスや欲求不満、精神的な苦痛を伴うことになります。
ある統計によれば日本人男性の18歳から65歳の約3割が早漏に悩まされているため、誰にでも起こりうる疾患といえます。

プリリジーがなぜ早漏に効果があるかというと、「ダポキセチン」と言う有効成分が含まれているからです。
この成分には、脳内物質であるセロトニンの分泌を促進することで興奮を沈静化させる作用があります。
そもそも早漏で悩む人の多くは性的な興奮を自分で上手く抑えることができず、射精に到達するまでの時間が早くなってしまうのです。
その点、プリリジーを摂取すれば、コントロールを上手く行うことができ早漏を解消できると言うわけです。

プリリジーは早漏解消に高い効果がありますが、きちんと正しく服用する事が大事です。
そもそもプリリジーの有効成分のダポキセチンは、服用後、1時間から3時間ほどで最高血中濃度に達する性質があります。
よって、性行為を行う数時間前にプリリジーを服用するのが望ましいです。
それと、薬を服用する際は必ず水またはお茶で摂取する事が大事です。
ジュースやコーヒーなどと一緒に飲むと、余分な成分が入っているので薬の吸収が妨げられてしまうからです。

さらに、薬の服用のタイミングについては、食前・食後のどちらでも大丈夫です。
ただし他のED薬と併用したい場合は、食事の前の空腹時に服用した方が効果が高くなります。
いつ飲めば良いのか不安な方は、医師と相談しておくと安心です。

心不全・不整脈・冠動脈硬化疾患など人は服用できない

プリリジーは、アメリカやヨーロッパを中心に数百万人以上の人が服用している早漏治療薬です。
これまで、重篤な副作用の報告は一切なく、効果も安全性も認められている薬と言えます。
ただし稀に服用後、頭痛・めまい・睡眠障害・倦怠感などの症状が起こるケースもあります。
しかし、プリリジーを飲み慣れていくうちに、このような症状が軽減される事が多いです。
したがって、それほどひどい副作用でなければ継続して服用する事が可能です。

ただプリリジーは、心不全・不整脈・冠動脈硬化疾患など重度の心律動障害・心臓障害を持っている方は服用できません。
そもそもプリリジーとは、パートナーの満足度を高めるために射精をおよそ3倍から4倍遅らせることで早漏を解消する薬です。
しかし、ある臨床研究によると、重度の心律動障害・心臓障害を持っている方は性行為で心不全・心筋梗塞を起こす確率が非常に高くなることが明らかになっています。
つまり、プリリジーを摂取することで、性行為にかかる時間が長くなり、心臓に負担がかかりやすくなります。
その結果、重篤な事態が起こりうるので薬の服用は控えたほうが良いということです。

その他にも、抗うつ薬・睡眠改善薬などを摂取している方・既往歴のある方もプリリジーを服用しないほうが良いです。
というのも、高熱、心拍数の急激な変動、精神不安定、精神錯乱などが起こる可能性が高いからです。
また、抗うつ薬・睡眠改善薬以外の薬を摂取していても、安全性を考慮してプリリジーを服用できないことがあります。
したがって、プリリジーを服用する場合、あらかじめ必ず医師とこれまでの薬の既往歴、現在飲んでいる薬などを相談しておく事が大事です。